
[お知らせ]「胃と腸 2021年04月号」に掲載されました
2021年4月に株式会社医学書院より発刊された、「胃と腸 2021年4月号(Vol.56 No.4)」に、AIメディカルサービス代表取締役CEO・多田智裕をはじめとした関連の先生方の論文が掲載されました。
AI(artificial intelligence;人工知能)とは、「これまで人間にしかできなかった知的な行為(認識、推論、言語運用、創造など)を、どのような手順(アルゴリズム)とどのようなデータ(事前情報や知識)を準備すれば、それを機械的に実行できるか」について研究する分野です。
近年、消化器疾患領域においても内視鏡診断を中心にAI診断が開発導入されはじめ、一部では内視鏡専門医に匹敵する精度をもつAIが開発されており、今後ますます臨床応用が行われると考えられています。
AIの臨床応用は診断の均てん化、見逃し防止、今後ますます増加するであろう内視鏡検診のダブルチェックなどの医師の作業負担の軽減などに期待が膨らむ一方、最終的な診断の責任の所在など、実際に普及させるには解決すべき課題があります。
本書掲載内容
「胃と腸 2021年4月号(Vol.56 No.4)」では、以下のような先生方の論文と共に、掲載いただきました。
消化管疾患AI診断の現状
序説
消化管疾患のAI診断の現状
平澤 大
主題
AI診断の基礎知識――機械が診断に至るプロセス
多田 智裕・他
消化管疾患におけるAI病理診断
日向 宗利・他
食道疾患におけるAI診断――当院における食道AI内視鏡診断システムの開発と今後の展望
脇 幸太郎・他
胃疾患におけるAI診断――高効率な学習スキームによる胃癌の領域検出AI
堀 圭介・他
胃疾患におけるAI診断――胃拡大内視鏡AI画像診断支援システムによる胃癌診断の現状 動画付
上山 浩也・他
小腸疾患におけるAI診断――カプセル内視鏡
齋藤 宏章・他
大腸疾患におけるAI診断
三澤 将史・他
大腸疾患におけるAI診断
斎藤 豊・他
主題研究
画像強調内視鏡linked-color imagingおよびX線造影によるHelicobacter pylori感染のコンピュータ支援診断 動画付
中島 寛隆・他
ノート
消化管疾患におけるAI診断開発
神田 大和・他
消化管疾患におけるAI診断開発
高森 哲弥・他
胃癌転移リンパ節のAI病理診断の試み
松嶋 惇・他
大腸癌組織画像におけるAI活用の実際
高松 学
2019年「胃と腸」賞授賞式
●早期胃癌研究会症例
NBI併用拡大観察が有用であったgastric-type adenocarcinoma with inverted cystic tubulovillous adenoma of the duodenumの1例
中岡 宙子・他
〈Self-assessment test〉