AI論文サマリー SUMMARY

[論文キュレーション] 最新の胃がん拾い上げAI論文まとめ

胃がん拾い上げ内視鏡AI論文まとめ

本コンテンツでは、テーマごとにAIメディカルサービス関連の先生方を始めとした世界で発表されている最新の「消化管関連のがん」に関するAI論文を紹介します。
内視鏡AIは日々研究が進んでいく領域であるため、論文が発表され次第、記事を追加アップデートしていきます。

今回は多くの内視鏡医に期待されている胃がん拾い上げAIの論文をピックアップ、比較します。
胃がん拾い上げAIの研究開発は日夜進んでおり、特に日本の弊社をはじめとしたグループや中国のグループなど胃がんの多い地域からの発表が盛んです。
胃がん拾い上げAIが実現し、早期胃がん発見の精度が向上することで、予後の大幅な改善が見込めます。
弊社も引き続き胃がん診断支援AIによる拾い上げ・鑑別を始めとした網羅的な開発に尽力していきます。

更新日 2021年5月

AIMグループからの胃がん拾い上げAI論文

1. 「世界初」胃がん拾い上げAI論文

タイトル Application of artificial intelligence using a convolutional neural network for detecting gastric cancer in endoscopic images
著者 がん研有明病院 平澤俊明先生
掲載 Gastric Cancer
掲載年 2018年
研究内容 内視鏡画像を機械学習させたAIによる検証画像に対する病変拾い上げ力の検証
評価項目 診断性能(解析速度、感度、陽性的中率)
AIデータ 教師データ
13,584枚の胃がん内視鏡画像を学習
検証データ
 2,296枚
結果 診断速度
 1枚あたり0.02秒
感度
 92.2% (直径6mm以上の病変に限定した場合:98.6%)
陽性反応的中率
 30.6%
詳細 元論文:
https://link.springer.com/article/10.1007/s10120-018-0793-2
論文サマリー:
https://ai-ms.com/online/summary/348/

2.リアルタイム胃がん拾い上げAI論文

医学監修 / 柴田 淳一(医師)
Junichi Shibata
医療法人ただともひろ胃腸科肛門科 院長 / 株式会社AIメディカルサービス アドバイザー

概略
日本赤十字社医療センターにて初期研修を修了。その後、東京大学医学部附属病院や関連病院にて臨床経験を積み、東京大学大学院外科学専攻に進学。2017年に大腸切除術における手術侵襲および術後機能の研究で博士号を取得。2019年より現職。

学歴
2007年3月 筑波大学医学専門学群卒業
2017年3月 東京大学大学院外科学専攻修了

所属学会・資格・役職など
浦和医師会胃がん検診読影委員
日本外科学会専門医
日本消化器外科学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本消化器病学会専門医
消化器がん外科治療認定医

学会発表・論文など
・Novel computer-aided diagnosis system using convolutional neural networks for endoscopic disease activity in patients with ulcerative colitis (26th UEGW, Vienna, Austria, 2016)
・Novel computer-assisted detection system of colorectal carcinoid tumors using convolutional neural networks (DDW, San Diego, CA, USA, 2019)
など多数

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