シンガポールで実施されたスタートアップミッションに参加しました
6月6日(木)の齋藤経済産業大臣のシンガポール訪問に併せ組成されたスタートアップミッションに、弊社代表(Global Business Development Department, Responsibility for Singapore, SEA region)の戸叶雅之が参加しました。
本スタートアップミッションでは、日本・シンガポール共創プラットフォーム(以下「JSCCP」)キックオフセミナーへの参加、齋藤経済産業大臣との意見交換、シンガポール国立大学(以下「NUS」)の企業支援部門であるNUS Enterpriseが運営する「BLOCK71シンガポール」での現地投資家向けピッチイベントへの参加を通じ、現地の投資家や事業会社との連携に向けた取組を行いました。
今回の機会を最大限活用し、現地での事業展開に向けた取組を加速してまいります。
齋藤経済産業大臣・タン・シーレン第二貿易産業大臣兼人材開発大臣とのフォトセッション
日本・シンガポール共創プラットフォームでのピッチ
戸叶のピッチでは、シンガポール国立大学病院を含む国内外100施設以上の協力を得て当社の内視鏡画像診断支援AIの上市につながったこと、そして、国内だけでなくシンガポールをハブにASEAN地域へ事業を展開し、「がんの見逃し」という社会課題の解決に取り組んでいくことをご説明させていただきました。当社は今後もシンガポールとの連携を強化しながら、内視鏡画像診断支援AIの社会実装を進めてまいります。
◆日本・シンガポール共創プラットフォーム(JSCCP)について
JSCCPとは、第2回日シンガポール官民経済対話で立ち上げが合意された、日本とシンガポールの企業・大学・研究機関等のオープンイノベーションを促進するための新たな連携枠組みです。両国の先進的な知見を共有し、共同開発プロジェクトを推進する架け橋となり、また、企業間連携、大学や研究機関が保有する研究シーズの商業化や国際展開に向けた取り組みの推進が支援されます。
今回のキックオフセミナーでは、齋藤経済産業大臣、タン・シーレン第二貿易産業大臣兼人材開発大臣の出席の下、日本とシンガポールの企業、投資機関、政府機関などから約200名が参加しました。
セッション後半には、今回同行した日本のスタートアップ9社がピッチを行ったほか、参加した現地の投資家や事業会社等とのネットワーキングを行いました。
◆斎藤経済産業大臣との意見交換会
斎藤経済産業大臣と同行した日本のスタートアップとの意見交換が実施されました。意見交換においては、弊社の事業内容を齋藤経済産業大臣に直接ご紹介した他、全体を通して今後のスタートアップの海外展開に係る活発な意見交換がなされました。
◆BLOCK71シンガポールでのピッチイベント
NUS Enterpriseが運営するグローバルインキュベーションイニシアチブである「BLOCK71シンガポール」において、NUS Enterpriseの全面サポートの元、シンガポール現地のベンチャーキャピタル等の投資家や、現地でビジネスを行う事業会社等に向けてピッチイベントが開催されました。
ピッチイベントの後には参加者同士のネットワーキングが開催され、交流を深めると同時に、現地での協業や連携に向けた前向きな意見交換が多数実施されました。
◆経済産業大臣随行スタートアップミッションとは
日本政府は2022年に「スタートアップ育成5か年計画」を策定し、「2027年度にスタートアップへの投資額を10兆円規模にする」という目標を掲げて政策を総動員して取組を進めています。世界で勝てるスタートアップを創出し、この目標を実現するためには、海外の先進的なスタートアップ・エコシステムとネットワークを構築することが重要です。
このため、経済産業省では経済産業大臣の海外訪問に併せてスタートアップミッションを組成し、日本のスタートアップの海外展開を後押ししています。
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